岩手夏合宿とは

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8月上旬、A・A研は岩手県下閉伊郡岩泉町上有芸という、docomo以外圏外になるような山中へと畜産実習に行きます。町の沢山の方々からの支えがあり、今年で31年目を迎えることができました。

龍泉洞黒豚 高橋家

高橋さんは今から40年前に茨城県で養豚業を始められ、その年から学生の実習を受け入れられ始め、ここ岩泉町に越して来られて30年になります。ここの実習に参加された多くの学生が卒業後、世界各地で活躍されています。

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高橋家の皆さん。

現在も「龍泉洞黒豚 黒豚真二郎」というブランドで岩泉町を代表する特産物として全国へ向け売られてます。白豚とは違い、黒豚は脂肪が分厚く、肉全体が餅のような食感が特徴です。更に、脂肪はさっぱりとして旨味があり、肉はドリップ(解凍した際に出てくる赤い液)が出にくく、こくがあるのが売りです。

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雪の降るなか、たくましく育つ龍泉洞黒豚。

皆さんも一度ご賞味くださいませ。

出荷者情報はこちら→

https://www.junjo.jp/data/pork/kurobuta/takahashi/takahashi.html

通販サイトはこちら→

https://shopping.kawatoku.com/ec/srDispCategoryTreeLink/doSearchCategory/11020201060/04-05/5/1

実習を受け入れてくださる町の方々

一般社団法人岩泉農業振興公社(公社)

地域の酪農家向けのデントコーン飼料栽培や、堆肥処理、子牛の肥育、冬は各道路の雪かき、融雪剤散布など、町のインフラ維持を引き受ける部署。夏の業務現場での実習を受け入れてくださっています。

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猪、熊などの獣害対策としてデントコーン畑を電気柵で囲む作業。残念ながらこの高さでは鹿を防ぐことはできない。

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公社が管理する育成牧場。各酪農家から預かった子牛を大人になるまで育成する。

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堆肥センター。各農家から家畜の糞を集め攪拌させている様子。こうすることにおよって、糞中に含まれるメタン生成菌の発酵が活発になり、90度近くにまで発熱する。それにより、糞中に含まれる悪性の細菌、雑草の種子、胞子などが死に、より純度の高い品質の良い堆肥となる

酪農家、和牛生産農家の方々

他にも、4軒の酪農家さん方から実習を受け入れてくださっています。

丘陵地を拓け、放牧されている西塚さん(トップ画像がその放牧地)。

同じく、乳牛を飼われている工藤淳平さん

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工藤淳平さんの牛舎での作業風景。子牛のための藁を切っている。

和牛を飼われている工藤幸雄さん。

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工藤幸雄さんの牛舎風景。母牛がずらり。

同じく和牛を飼われている阿部家の皆さん。今年まで黒豚もされていました。

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かわいい。

 

新入生のみんな、岩手夏合宿絶賛募集中です!

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